変わらない芥川

変わらない芥川の感想一覧

作品「変わらない芥川」には、 現在4件の感想が投稿されています。新しいものが上です。

 揚げ物屋”昏々”さん からのお返事  

どりさん、感想ありがとうございました。

 とはずがたりを知っている時点で、既にいろいろな古典を読んでいるのでは、と思いますが。古典を得意ではない人は、古典を読みたいとは思わないのではないでしょうか。

 書き方についてですが、「言葉連ね」の感想にも書いた通り直していこうとおもっています。また…についてですが、この作品は「言葉連ね」より先に書いたものでして……今の作品では二回続けて使うようにしています。

 物語の構造ですが。冷戦時代を持ち出したのは行き過ぎたかもしれませんが、最初から親が対立していたなら「主人公とヒロインが幼なじみになるくらい」近くに家を建てなくてもいいと思うんですよね。途中から仲が悪くなったのだとしたら早々に引っ越してしまえばいいですし。
 それに、「親が対立するような問題を起こしてしまうような」主人公とヒロインでは、お話自体が潰れてしまうような気もしたんです。彼らにはできるだけ「無垢で純真な」性格を持ってもらいたかったですしね。
 冷戦時代が時間と共に浸透し、いつの間にかその考えが当たり前になってしまった世界。そんな世界を表現したかったんですが、確かに説明不足ですし、しっかりとした世界観を表せなかったと思います。また機会があったら、そこをきちんと考えて手直ししてみますね。

 あと最後の主人公の笑みですが、私としてはグッドエンドで終わらせたかったのです。
 泣き黒子を見て、廃墟の前で手を合わせる女性がヒロインだと主人公は気づきますが、ヒロインは主人公が勘当されたのを知りませんから、「一家全員死んだ」と思っている。加えて、「男の子が」走ってきた。そこで主人公はヒロインがもう「幼なじみの彼女」ではなく「他人」になったのだと思い知らされるのです。
 また、「ヒロインが今どうしてるかわからなかった」主人公にとって、彼女が生きていたという情報だけ知ることができたなら良かったのかもしれません。
 「他人」となり新しい「彼氏」と「家庭を築いて」いる彼女にとっても、「彼氏だった俺」は冷戦時代を彷彿とさせる「象徴」でしかないでしょう。足枷を彼女にはめるくらいならと、本当のことを言わなかったのだと思っています。

 どりさん の感想  

揚げ物屋”昏々”さま、読ませていただきました。

 あまり古典は得意ではありませんので、ピント外れかも知れませんがお許しください。今読みたいと思っているのは「とはずがたり」ですけど、それが何か?(笑

 まず、こっちでも「」の次の行で頭の1文字下げをお願いします。”…”は2文字使うのがルールだそうです。ときおり、1文字で使われております……。

 それと携帯の話を朝日 昇さん もされておりましたが、そもそも冷戦を持ち込んでくる理由がよくわかりませんでした。家の対立ぐらいでもよかったのかなとか。というのも、読んでて「冷戦に名を借りたロミオ&ジュリエットかな」と思っていましたので。古典の知識の無さが暴露しちゃいますけど。

 最後、良介の笑みは何を物語るのでしょうか。もし自分なら微笑むことができるのでしょうか。そう、考えさせられるのはいい作品だからだと思います。ありがとうございました。他の作品も頑張ってくださいね。
 では。

 揚げ物屋”昏々”さん からのお返事  

はじめまして、朝日 昇さん。
 感想をどうもありがとうございました! この作品を載せてから随分と経ってしまいましたが、未だに感想が無かったので、消そうかどうか迷っているところでした……。
 古典、大好きです。親が国語教師ということもあって、昔から簡単な物語を読んでいました。
 とはいっても、この作品はただ単に伊勢物語をモチーフにしただけで、本歌取りなんてすごいものではないんです。すみません……。

 ところで、指摘していただいた部分ですが。
 確かに、冷戦下の状況で携帯電話が稼働できるというのはおかしな話ですよね。あとでしっかりと、別の表現がないか探して修正をしますね。
 もう一つ、恋人の回想シーンなんですが……お恥ずかしいことに、私はあまりしっかりとした長編小説を書いたことがなく、かつまた、携帯のメールで小説を書くんです。だから字数が足りないから表現できない、ということがありましたが、今読み直してみるとこの二人の関係が酷く曖昧ですね。こちらも後できちんと修正してみます。
 
本当に感想をどうもありがとうございました。朝日さんの小説も必ず読んで、感想をお書きしますね。

 朝日 昇さん の感想  

最初にタイトルを見たときには龍之介のほうかと思ったんですが、なるほど、伊勢物語ですか。
 はじめまして、揚げ物屋”昏々”さん。朝日 昇といいます、よろしくお願いします。作品読ませていただきました。

 『芥川』のプロットを冷戦という時代背景と組み合わせているあたりがうまいなぁ、と感じました。古典作品の本歌取りって、今の時代や社会にどう対応させるかが難しいんですが、うまくまとめあげましたね。許されない二人、というのに説得力があります。
 ただ、少し気になった点があります。冷戦下の日本、を舞台にしているのに、携帯電話が出てくるのはちょっと違和感を感じました。それと、主人公たちが普通の恋人同士でいれたころの回想とかをもう少し書きこむと、よりよくなるんじゃないかな、と思いましたね。まぁ、私なぞが偉そうにアドバイスできることではないんですが……。

 古典好きなんですか? いいですよね、伊勢物語。本歌取りしてみたいエピソードがいくつもあります。今昔物語とかも、興味深い題材がいくつもあります実際、芥川龍之介は今昔物語などから創作のヒントを得ていたそうですし……。
 私もいつか書いてみたいんですがねー、古典作品の本歌取り。なかなかうまくまとまらなくて……。

感想を書く

この作品の感想を書く(ログインが必要です)

戻る