いみ ちゅうざん
この作品について
「んっとに、うちの母ちゃん、
どんくせーんだよなぁ……」
コタツにもぐって、言葉を紡ぐ。
「んん? 自分の親をそんな風に
言うもんじゃないよ」
台所から声が聞こえる。
ここは、オレの隣の兄ちゃんの家。
年が明け、三日目に入り、
暇をもてあましたオレは、
相手の迷惑省みず、
隣の部屋に押しかけた。
「だってさー。この間治ったと思ったら
次は右足の指折ってんだぜー?」
どんくさい、意外に何があるってぇのよ。と
疑問形で問いかけた。
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